ネットができない!

とある施設からファイルサーバが壊れて新しいの買ったので移行と設定よろしくと依頼がありました

とりあえず現地でサーバの管理画面に入ろうとしたら、ネットワークに入れません。。。

リモート作業用のPCと設定用に2台持っていったのですが両方ともだめ、事務所のWi-Fiにスマホを接続しようとしてもエラー

長年の経験で、これはもしや???

案の定、IPアドレスの枯渇が発生していました

通常、ネットに繋げるためにはルーター(DHCP機能)から端末にIPアドレスという住所のようなものを発行します。端末の数だけIPアドレスは割り振られますが、その数には上限があります
※端末数が多い事業所ではDHCP専用アプライアンスが設置されるのが一般的です

ネットワークに入れないと作業もできないので強引にIPアドレスを振ってルーターの管理画面に入り、割り当てられる範囲を広げようと試みました

結果は、まさかの仕様上の上限になってました

ルーターの設定上、割り当てられる数が32個しかなく、いろいろなPCが頻繁に入れ替わる場所のため、すぐに枯渇してしまうことが分かりました

家庭用では32個もあれば余裕と思いきや、案外少ないんですよね。

我が家の場合、家族4人ですが、スマホ・タブレットが8台、ゲーム機3台、監視カメラ2台、プリンター1台、スマートデバイス1台、パソコン3台、TVやchromecast、FireTVなど4台で合計21台もありました

一見、足りそうなのですが、iPhoneなどはたびたび端末の情報を自動で変えるので、そのたびに新しいIPアドレスを振られてします

IPアドレスの付与(リース)した情報は数日間は記憶され、その後接続が無ければ破棄(リリース)されるのですが、なぜかそのまま残っていることが多いので今回のような枯渇が発生してしまします

ネットに繋がりづらいことがぼちぼち発生する場合、IPアドレスの枯渇も疑ってみてください。自宅だからと侮っていると知らぬ間に大量のITデバイスで埋め尽くされているかもしれません

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