電話番号追加すると大変なことになります

インターネット回線が光回線の場合、マンションタイプ、戸建てタイプ(ファミリー)と種類があります。古いマンションタイプは宅内へは光ファイバーではなく、既存の電話線を使って光終端装置(ゲートウェイ)に接続されます

この絵は古いマンションタイプの光回線に電話番号を2つもつ事務所の構成図です

NTTの戸建てタイプなどではTELポートが2つあるので、電話とFAXそれぞれ別の番号があった場合、TEL1に電話機、TEL2にFAXをつなげるだけでおしまいなのですが、今回作業をするのは「auひかり」のマンションタイプになります

もともとゲートウェイはあるのですが、電話番号を追加すると、もう1つゲートウェイが届きます。既存と増設の2台をハブを増設して数珠つなぎにする感じですね

単純に機器が2台とLANケーブルが3本追加になるので、こうなると、どこの差込口にさしたらよいのかわけがわからなくなります。。。

電話用のモジュラーケーブル用の差込口とパソコンなどをつなげるLANケーブルの差込口が混在していて微妙にサイズが異なりますが、よくやってしまうのはLANの差込口に電話用のケーブルが差さってしまい(というより、LANのほうがちょっとおおきいので入ってしまう)繋がらないと大騒ぎになります

しかもなにも言わないと増設用ゲートウェイだけが送られてくるので、ハブやケーブルは自前で用意しなければなりません。これは配線作業に慣れていないと心が折れますね

光回線で電話も集約してコスト削減になるのですが、こういった大掛かりな作業も待ち受けているので、個人で行う場合はそのあたりの予備知識を頭に入れて臨みましょう

IT屋さんでも電話系になると、分野がちがうのでこの辺りは不得意なところも多いのですが、社内情報システム部署でなんでもやらされている経験を持っていると、こういう作業が日常茶飯事になってきますね

配線よりもいま一番大変なのは、キャリアへの手続きがお客さんの代行でできなくなってしまったことです。個人情報の壁がさらに高くなってしまい、本人確認後でないと代わりに説明ができないのがかなりの障害です

手続きや配線がもう少し簡単にできる世の中になってほしい。。。

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