電話移行の沼に落ちる
通信環境の整備のご相談を受けて現状調査したところ、インターネット回線(光)と電話回線を別に契約していることがわかりました
光回線を契約している場合、電話を付与できるオプションサービスがあります。NTTフレッツ光では「ひかり電話」になりますね
そのため、今回の場合はインターネット回線がauひかり(KDDI)を契約しているので、ISDN(INS)の電話回線の電話番号をauひかりに番号ポータビリティ(番P)することができます
これによりINSの月額基本料金3000円がなくなり、IP電話の利用料(1番号500~600円くらい)のみとなり、コスト削減ができます
手続きは移行先へ連絡してごにょごにょやるとできるわけですが、組み合わせによりかなりめんどくさい話になるわけです
auひかりに連絡しINS回線を番Pしたいとつたえたのですが、このISDNがNTTではなくソフトバンクのおとくラインというサービスで、これが沼に落ちる原因となりました
auからの「切り替えは一週間かかります」と衝撃の答えが返ってきました。手続きが一週間ではなく『つかえなくなるのが一週間』という意味です
仕事で使っている電話が一週間使えないというのは致命的ですよね。かけるのはスマホからでよいのですが受けるのができない、これはまずいです
この一週間ですが、ソフトバンク特有の「空白の一週間」という謎の寝かせる期間があり、毎回キャリア変更などでも悩まされていました
ただ、今回auのOPさんが親切に裏技を教えてくれました。法人営業経由では担当者が裏技を教えてくれますが一般向けコールセンターでは事務的な回答しかもらえないのでかなりラッキーでした
バンクから一旦NTTへINSのまま番Pすると空白期間なしででき、NTTのINSからauひかりへ番Pするのも空白期間なしになります
ちょっと普通じゃ処理できない手続きになりました。KDDIとバンク、NTTと3社に電話かけまくりでようやく手続きにこぎつけました
まだ始まったばかりでうまく移行できるかヒヤヒヤしています
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