光回線なのになんで遅いの？

インターネット回線は今や光の時代です。ADSLもすでにサービス終了のキャリアもあり、ほとんどの事業所やご家庭で光回線に変わっているのではないでしょうか

いまだにADSL回線のかたは早めにプラン変更をおすすめします。ただ、変更の際に説明されてもわけが分からない場合は、ご相談ください。何とかします！

さて、光回線はギガ回線と言われ、1Gbps、つまり1024Mbpsの速度が出るようになっています（理論値）。実際は200Mbpsくらいは出ますので、それなりに動画もスムーズに見れるようになります

集合住宅（団地、マンション、雑居ビルなど）で光回線を契約しているかたで、どういうわけか夜になると繋がりにくい、朝9時から10時くらいにビデオ会議をすると切れてしまう、そんな状態になってませんか？

光回線でも集合住宅では建物までは光ファイバーが来ていますが、MDFと言われる共用部分の通信系の箱に入ると、実は分配器で電話線に変換されてしまいます

なぜ電話線なのかというと、各部屋にはもともと電話線は配線されていてそれを利用してインターネット回線として使い回しているからなのです

この電話線、最大でも100Mbpsしか出ません。ADSL回線では40Mbpsですので、問題なかったのが、光では1Gbpsなので、完全に減衰してしまいます

団地に住んでいても快適に光回線が使えているかたも実はいらっしゃいます

建物側の設備にもよりますが、MDFから先で電話線ではなく、光ファイバーになっているところは、ほとんど減衰せずに宅内に引き込まれるので時間帯で繋がらなくなるようなことはなくなります

ご自宅や事業所にあるルーターを確認していただき、電話線で接続されている場合は、残念ながら遅い回線です

ただ、場合によっては、電話線から光ファイバーに切り替えられる可能性もあります。1度回線事業者に「光配線方式に変更できるか？」と聞いてみてください

明るい未来が待ってるかもしれませんよ